◎間口9mの敷地に必要なモノをギュギュっとまとめました。
◎外観はモノトーンに木のあたたかみをプラスして、ロングライフデザインに。
◎シンプルナチュラルなインテリアをベースに小さなワクワクが詰まった北欧モダンテイストの住まいです。
◎生活動線は、帰宅した際の流れや家事作業の効率を両立させた、小さなお子さんのいる共働きご家族がストレスなく暮らせるように配慮しました。
//// 平面プラン ////
敷地面積 232.09㎡(70.20坪)
延床面積 130.83㎡(39.57坪)
//// 完成写真 ////
外壁にはコスパとメンテナンス性が高い黒のガリバリウムをメインに採用しましたが玄関廻りの白い塗装壁と小さな木塀と木の窓枠をポイントにして明るくナチュラルな雰囲気に。
ポーチの天井は羽目板張り。玄関ドアの奥の面格子のついた窓はランドリールーム。
玄関はコンパクトですが右手の壁一面が収納になっています。
正面の壁にはニッチを設けてお気に入りコーナーに。
LDK。奥に和室。天井の梁や床の無垢フローリングがナチュラルで明るいイメージを。
シンプルナチュラルなインテリアをベースにしましたが、塗装したドア、キッチンカウンターのモザイクタイル、既製品の収納扉の取っ手だけ変える、などなどコストをかけずに小さなワクワクが詰まった北欧モダンテイストの住まいです
ソファの前を広々させたいとのご要望にお応えするために、購入予定のソファがくぼみにちょうどに納まるように計画。「ムーミン色」に塗装仕上げしたドアのガラスは施主がネットで見つけたアンティークガラス。ストライプのアクセントクロスは輸入クロスで国産には無いニュアンスカラー。
キッチン腰壁のニッチにペンダント照明とリンクさせたブルーグレーのモザイクタイルでクラフト感をだして雑貨のディスプレイ場所に。
またダイニングから手を伸ばしやすいので、テーブル上に置きっぱなしになりがちな、塩コショウなど調味料やメガネやティッシュBOXなど置いても良いですね。
キッチン背面の収納は、ぱっとみると全て造作家具に見えますが、実はカウンターと吊戸棚だけ工務店さんにお願いして、手持ちの食器棚の下の部分だけを切り離して再利用しました。
上手くなじんでいますね。コスト削減、SDGsとお洒落に機能的に、の両立です。
普段は茶の間としても使う奥の和室。シンプルなグレーの越前和紙を張った扉や琉球畳でモダンに設えて、LDKの雰囲気と違和感が無いように。
キッチン右手に階段登り口、奥に洗面室、浴室、ファミリークローゼット、ランドリールーム、WCが連続しています。
シンプルな造作洗面室。左隣に天井までの収納を備えています。
南面のウッドデッキまで床が連続して広々と。木塀の向こうにシンボルツリーの緑が癒されます。
2階は主寝室とクローゼットと子供室。子供室は今は黄色い壁でゆるく分けています。ここに子どもの成長や好みに合わせて無印の収納棚やハンガーを置く計画で扉はあえてつけていません。子どもって扉を付けるるとぐちゃぐちゃになるだけで。。。笑。かくしたければカーテンでもいいかと。コストにもなります。
男の子と女の子なのでドアは二つ。
休日の子どものいる風景。
ええ、こうなります。
TVボードの代わりに長いカウンターがあると、おもちゃ箱など形が揃ってなくてもなんとなく整った感じがしますのでとっても便利。
子どもに自分でお片付けしてもらうにも、扉なしのこういったスタイルの方が使いやすそうです。
TVカウンターの手前に設けた白い収納は扉はメーカー製の既製品ですが、木の取っ手に付け替えて、隣においたチェストなどと雰囲気が合うようにしました。実は和室の和紙張りの扉にも採用しています。
とても小さな部分ですし大きな費用がかかるわけではありませんが、こういったところの配慮や統一感に気をつけると、なんとなく素敵な我が家、に感じていただけるかな?と思っています。